ネットワーク利用犯罪の内訳は、詐欺1280件(同15.1%減)▽児童買春・青少年保護育成条例違反742件(同21.4%減)▽わいせつ物頒布・児童ポルノ647件(同50.1%増)▽出会い系サイト規制法違反349件(同4.9%減)−−など。詐欺では、大半を占めていたインターネット・オークション利用詐欺が522件(同54.2%減)と大幅に減少。落札者が入金した代金をネット銀行が一時預かり、商品受け取り後に出品者に代金を入金するサービスを大手事業者2社が導入したことが影響したとみられる。
ネット関連の相談受理件数は8万3739件(同2.1%増)で、このうち架空請求メールをはじめとする詐欺・悪質商法が最多で4万315件(同6.7%増)。次いで掲示板への悪質な書き込みなどの名誉棄損・誹謗(ひぼう)中傷1万1557件(同0.4%増)▽ネット・オークション7859件(同12.6%減)−−など。
一方、ネット上の自殺予告は223件228人で前年から43件、32人それぞれ増加。このうち2人が自殺した。【千代崎聖史】
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